ダイヤモンド スポルティーフ |
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泥除け |
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多少のスプレー攻撃は受けていたものの、嬉しい事に大きな凹みも無く、前後とも綺麗に再生しました。キャンピングの泥除けを見慣れているので、スポルティフの細身でクリアランスの狭い泥除けは見ていて窮屈そうですね(笑)。
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初走行したらフロントからシャッシャッと定期的にすれる音がします。追求すると泥除け隠し止めのネジ頭が擦れてました。間に挟んだゴムの劣化のためかと思いましたが、原因はタイヤでした(パセラのオープンは外径が大きい)。結局もう一回ばらしてネジ頭を切りました。
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ペダル |
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ペダルは極東のTOPRUNが付いていました。グレード的にはProVicのまだ下の廉価版ですが、一応グリスアップしてみます。案の定グリスは固着しており虫食いもありましたが、研磨で調整しました。ただ、このTOPRUNは、左ペダルが逆ネジではなくて順ネジで組まれており、ママチャリペダルなどで見たことはありますがスポーツ車用では初めて見ました。運動靴で乗りますので、両踏み出来て細身のミカシマシルバン・ストリームにしました。このシルバン、細身はいいのですが、コスト削減なのかシャフトの括れが無くて寸胴なのが少し悲しい所です。
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ステム |
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NITTOのダイナミック70mmにBSのスプリングベルが直付けです。当時のBS標準でしたね。フロントアウター受けはDIACOMPEの浅い物で、アウターのカーブがきつくなった為、マファックの深い物に変えています。これも多少径が小さいため、削らなければ入りませんでした。
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ハンドル・ピラー・サドル |
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ハンドルはDqn用のアップハンドルついていたのでオリジナルは無し。ピラー・サドル部も初めから付いていませんでした。径はクロモリなので26.8mmです。ハンドルはGRANDTECH700Cの発生品のオールランダーバーをつけ、ピラーはDC-545のヒュペルライダーをつけています。まあ、部品の年代的には妥当な所でしょう。
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ブレーキレバー |
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レバーはダイアコンペのDC-162の穴開きです。傷はかなり入ってスプレー攻撃受けていたもののゆがみは無く、剥離と清掃で綺麗になりました。オールランダーバーで再生しましたのでフーデッドレバーは使えず、同じグランテックのDC-131を使用しております。レバーグリップはOGK製の緑にしましたが、少し安っぽくなってしまいました。
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サドル |
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元は皮サドルが付いていたのでしょうが街乗り用なので、通常のサドルにしました。オークションで安そうなものをGETしましたが、中心の穴からサドルのボルトが調整できるなど、新知見がありました。
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ディレーラー |
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FD・RDはVxがついていました。ちなみにダウンチューブのシフターもVxです。両者とも油かすまみれで、FDは錆びも強かったですが、RDは材質が良かったのか錆びはありませんでした。そのかわり調整がうまく行ってなったのかプーリー心軸の片磨耗が激しく、フリーの磨耗具合と考えても不可解なものでした。適当な調整で距離を走り、ちびたフリーを交換した頃にお役御免になったのかと思います。
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再生にはFDと同じくサイクロン7000を使用しましたが3速あたりの変速にもたつきがあり、MAXが24Tなので、SLを使用しました。
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サムシフター |
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これが曲者でした。グランテックでINDEXのサムシフターに使い慣れてしまったので、このスポルティフにも同様の改造を狙っておりました。ちょうど良い具合に6段INDEXのサムシフター(XCD6000)と120mmエンド用ウルトラ6段のフリーを数個持ってましたので、ポン付けで楽勝のはずでした。でも、組みつけてみれば見事に変速しません。1-2速は良いのですが3速がオ-バーに、再ロー以外はシンクロがずれます。あれこれ試行錯誤した末に出た結論は、手持ちの6速INDEXレバーはすべてレギュラー6段用と言うことでした。ウルトラ6段用のINDEXって存在しないようですね。結局悩んだ末に、7段INDEXサムシフター(XCSprots7000)の最後の1速を殺して使用しています。結果は上々で、多少3速の所でもたつきますが、綺麗にシンクロするようになりました。使い道に困った6段INDEXですがレギュラー用なので、考え方変えれば5段レギュラーのINDEXに使用できるのですね。6速INDEXシフターの使い道と120mmの旧車のINDEX化に一筋の光明が見えたようです。
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うっかり(笑)手に入れたDIAMONDですが、シートラグの惨状を見て正統派のレストアをあきらめました。サイズがやや小さいので、ポタリング仕様にしてます。部品も派生品を使うつもりでしたが、SLやらウルトラ6、ペダルやサドルの新品を奢ってしまいました。結局、GRANDTECH700Cの代わりとして使っていますが、泥除けあるにも関わらず総重量は軽くなっています。お使い自転車として銀行やスーパーの前に長時間止めていますが、ママチャリのように周囲に溶け込むGRANDTECHに比べるとDIAMONDは目立ってしまいますので、盗難に一抹の不安が残る所です。まあ、盗られて乗り回されても目立つし、オークション出してもあのラグ仕様で一発で足がつきますがね。 |
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フレーム:BRIDGESTONE DIAMOND SPORTIF 1979年製 |
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