ブリヂストン・グランテック

リム

 すべてARAYAのリムが使われていました。初期型GR-24は24*1-1/8W/O(ARAYA 16A[5]・左)、GR-27は700C(ARAYA 16A[5])、後期型は年代によって光沢や梨地状の物があります(中)。クロスタイプのGRC-26は26*1.50HE(ARAYA VP-20)が使われていました。

 

スポーク

 初期型はステンレスですが、後期型は硬鋼線とグレードダウンしています。中古を買う場合その差は圧倒的で、ステンレスは錆びがほとんど見受けられないのに対し、硬鋼線ではほとんどの物が錆びていました(右)。24インチは6本組み(左)、700C、26インチは8本組み(中)になっています。

 

代替パーツ・24インチ

 純正のARAYA-16A[5]、24*1-1/8(36H)はETRTO 520なので、タイヤも24インチ(520)の幅28mmや25mmのW/Oが入ります。ただ、このリムはとっくに廃盤になり、後継の20Aもかなり前に廃盤になりました。現行販売の24インチリムはALEXRIMSのGIANT用DA22(24x1, ERD 491.35mm, 24Hor32H)又はR390(24x1, ERD 495.5mm)、SUN Ringle ICI-1(24x1-1/8, ERD 507mm, 28Hor36H)くらいしか見当たりません。

ARAYA SP30(廃盤)

 ランドナー系のSP-30でも一時期24インチが出ていたようです。26インチ(650A)も出ていましたが、2011現在では20"と22"だけになっているようです。また、再販してくれないかな。

ARAYA 20A(廃盤)

 最近まで販売されていたようですが2010年には廃盤になっていました。24*1-1/8のリムですが36Hは既に無く、32Hまたは28Hしかありません。組換えとなるとハブも新調しなくてはなりませんでした。

ALEXRIMS DA22(GIANT JAPAN扱い)W:19.6mm 400g

 GIANTの日本HPに出ていました。24Hと32Hの2種類有り、24x1-400g, ERD 491.35mm, ETRTO 520*14mm、\3,150(2011/03時点)となっています。GIANT扱いで入手できるようですが、確認はとっていません。ショップリストが載っているので問い合わせは可能のようです。
 *2011/05時点でALEXRIMSのHPでは24Hが無くなり、32Hと36Hになってました。24Hは廃盤になったのでしょうかね。

ALEXRIMS R390

 ALEXRIMSのHPに出ているもので28Hと32Hの2種類有り、24インチはETRTO540とETRTO 520の2種類が掲載されています。しかし、GIANTの上記日本HPではETRTO540のみしか掲載されておらず、国内には入っていないようですね。
 2011年にBSから限定500台で24インチの「Citta」が出たのですが、そのリムにETRTO520の28Hが使用されています。補修部品としてBSから入手できるかもしれませんが、限定生産ですので微妙ですね。

SUN Ringle ICI-1 W:21.6mm 395g

 アメリカのBMX用リム。24インチは28H,36Hの2種で幅は21.6mmと広めですが、24×1-1/8ですので、グランテック標準のARAYAリムとほぼ同じです。28Hと36Hがあり、重量も395gと重くはありません。以前より出ていましたが国内での扱いは無さそうで、アメリカより個人輸入となります。ARAYA 20Aに比べると多少厳ついですが、36Hなのが嬉しいところです。

26・27インチ

26インチはH.E、27インチは700Cが入っていて現在でも入手可能です。幅も色々出ていますが、幅の増減はブレーキ調節で修正できますので、希望するタイヤに合ったリム幅を選べばよいと思いますただ、あまり太いタイヤはフレームに当たるかもしれません

ETRTO

 24インチには507、520、540と3種類のETRTOが存在します。507はHE規格の24インチでMTBを主体に出ているようで、タイヤは1.5 HE以上、リム幅も1.5以上のようです。問題はW/Oで2種類の規格がある上に、GR-24に付いているARAYA 24×1-1/8は正式な掲載が見当たりません(520は24×1、540は24×1-3/8または600Aとして掲載されている)。
 520と540は共用できず、経験的にGR-24には520のパセラが収まっているので520とは思いますが、確認もかねて計測してみました。

 

 ETRTOはビード部の直径ですので、タイヤならビード部の対角線を、リムならビードの当たる所の直径を計れば測定できます。タイヤの測定は簡単ですが、組みあがっているリムのビード部測定はハブやスポークに邪魔されて直接には不可能です。

 組みあがったホイールの場合は、リムの外周から計算します。リムの一端に印をつけてメジャーの上を一回転させます。一回転させて進んだ距離は1677mmでしたので、リム端までの直径は1677÷3.14=533.8mmとなります。ETRTOの測定部はビート部の直径でリム端から少し内側に入りますので、実測で6mm程度、直径で6*2=12mm小さくなり、計算上からARAYA 24×1-1/8のETRTOは520と推定されました。

 

タイヤ

 24インチはブリヂストン(MITSUBOSHI OEM)の24×1-1/8トリムライン。700C、クロスもMITSUBOSHI製で、700Cは700×28C、クロスは26×1.4HEのブロックパターンとなっています。

 

交換パーツ・24インチ

 純正タイヤは三ツ星製のトリムライン24×1-1/8でとっくの昔に廃版です。ARAYAのリムも当然24×1-1/8ですので現在入手できるタイヤは国産ではパナレーサーの24×1(W/O)のみになります。24インチは車椅子のタイヤ規格なので生き残っているようですが大半は1-3/8で、競技用?としてか、はたまたGIANT MR-4シリーズ用のためなのか24×1の販売が細々とされているようです。ただ、売れ行きが悪ければ廃版なんてこともありますので、今後の供給に楽観は出来ませんね。

TecnovaK(24×1.0 210g グレー/オープン 廃版)

 最初に履いたのがこのタイヤです。オープンサイドの軽量タイヤで軽快な走行感ですが、サイド部が短いため路面ショックを伝えやすく、ビード部も弱くて切れやすいため、トレッド部の磨耗より先にビード部が老化してパンクを誘発したため交換となりました。パナレーサーのHPにはまだ載っていますが、廃版になってしばらく経つので新品はほとんど残ってないと思います。

 走行する場所にもよりますが、このタイヤはサイド部が弱いですね。またPaselaに比べるとTecnovaKはサイド部が短くてタイヤの外周が少し小さいです。

Pasela Blacks(25-520 24×1.0 350g ブラック)

サイド部まで黒ゴムで覆った重量級タイヤです。テクノバからの履き替えだったのでいきなり走行感が重くなりましたが、強いサイド部は田圃の畦道走ってもへっちゃらです。また、回転方向がありますので、パターン(Vの先の方)が進行方向へ向くようにタイヤを入れます。

Pasela(25-520 24×1.0 250g ブラック/LX)

最近ラインナップに加わったオープンサイドです。テクノバに比べるとサイド部が長く、ビード部も薄くゴムがかぶせてありますので、多少重くはなったものの軽快な走行感です。長くて柔らかいサイド部なので路面のショック吸収もよくてソフトな走行感ですが、未舗装での走行はサイド切れを起こすかもしれません起こしました。またTecnovaKよりは外周が大きいので、グランテックでは問題ないですがMR-4にPaselaを履くとブレーキアーチとのクリアランスが極端に狭くなるそうです。

Go GARNEAU(25-520 24×1.0 195g ブラック)

 Made in TAIWANの「GO GARNEAU 24×1.0」です。重量は195gとテクノバよりも軽量ですが、サイドは薄くゴムを貼ってありますので、PASELAのオープンよりは強そうです。さすがに軽量なので舗装路ではPaselaより軽く走れますが、未舗装路には弱くて地道走行2回目で後輪がパンクしました。地道走行はかなり警戒するか、押したほうが無難なようです。値段は標準価格\1,680(税込)とPASELA Blacks(\1,710)より安いのが嬉しいところです。全く同じ仕様で「KENDA KONCEPT 24×1.0」もありますが、\2,362(税込)とゴーガノより高価ですし、OEMで同じ製品のようです。
 追記:使用して半年が経ちましたが、サイド部にひび割れが見え始めました。また、走行距離はさほどでもないのにリヤタイヤのトレッドは薄くなってしまいました。安価ですが軽いためか耐久性はパセラに比べるとかなり低いようですね。

 

Nシリーズ(24×1.0 250g グレー/オープン 360g 全グレー )

 車椅子用にラインアップされているシリーズで、メーカー不詳なら24×1-1/8(28-520)もリンク先で販売されています。重量はPaselaとほぼ同じですので同様のものと思いますが、ゴムの色がグレーの車椅子用となっいてメーカーでは自転車での使用は推奨していないようです。
 自転車や車のタイヤのほとんどは黒色をしていますが、これは安価で高耐久性のカーボン(炭素ですね)が入っているからだそうです。では車椅子用はなぜグレーかと言うと、病院などで使用する際に床が汚れないように炭素を抜いたためで、耐久性は黒色タイヤに比べるとかなり劣るそうです。グレータイヤを自転車に使用する際はご注意ください。

 

その他外国製など

 SCHWALBE STELVIO 24×7/8(23-520,4色,\4,930)なんて言うのがNetで販売されていて、GIANT MR-4の純正にもなっていたようですが、最近では後継機種に変わったようです。
 シュワルベ デュラノ(左)。24×0.90でフォールディングビードのクリンチャーです。値段(\5,040)、重量ともSTELVIOとほぼ同等でした。評判は良いようですが、2本で1万円弱は、ちと高いですね。

 ネット販売で見つけました。24*1のWOで、規格は25-520(600*25C)となっています。メーカーや重量などの記載がありませんが、サイドまで黒ゴムで覆われていますので、パセラブラックスと同等ではないかと思います。値段は\2,500/本ですので、パセラの売価(ネット価格\1,710)よりちょっと高いですね。

 IRC EXERACER(エクセレーサー) 25-520 240g
 その名の通り車椅子の競技用のもので、25-540が主流のようですが、25-520や25-501(22")、25-559(26")もグレーのみ販売されているようです。ETRTOが合えば入るはずなのですが、車椅子はコーナーでバンクしませんので接地面が扁平で特殊との話です。

700C

GR-27純正のリムはARAYA 700C(16A[5])でリム内幅は約16mm、700×28Cのオープンサイドが入っていました。タイヤはリム幅の1.4〜2.4倍が適当とされている様ですので、700×25C〜28C程度のタイヤが無理なく入りそうです。24インチと比べると種類は遥かに豊富なのでスリックからMTBまで、いろんなタイヤが選択できます。

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