グランテック輪行方法 |
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輪行方法はいたって簡単で、サドルやホイールに手を掛けることなく30秒で折りたためます。以下に手順を示しておきます。
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1)両ペダルを折りたたむ。2)ステムを緩めて反時計回りへ90度回転し、押し込んで仮止めする。3)フレームのロックを解除。4)フレームを折りたたむ。ここまで約30秒です。
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5)タイヤ止めのベルトをかける。6)肩掛けベルトをかける。7)左クランクを空転させてフロントタイヤに当てる。8)ディレーラーガードにベルトをかける。
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あとは、輪行袋の上に載せて袋に詰めるだけです。以上、最短2分以内で輪行可能です。なお、輪行時は車体を完全に袋の中に仕舞いこんでください。
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メーカーHPでの輪行方法とは、1)サドルを動かさない、2)ハンドルの折り畳み方向が逆、などの違いがあります。この方法だとハンドルが少し出っ張りますが、サドルを動かさない分だけ早く輪行できます。
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肝心の重量ですが、輪行袋、サドルバッグ、予備チューブ、軽工具、ポンプ(GR24のみ)、チェーン錠を含めて、実測でGR24が12.2Kg、GR27が12.0Kgでした。意外にも24インチの方が重いですが、ポンプや工具の量、タイヤ(アメクロ350g対オープン310g)などの差が出たのでしょう。
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細かなポイント |
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折り畳み時にGR24はフロントフォークがリヤのエンドの内側にはまりこんで、タイヤの設置面が前後で同じとなり立てかけやすいですが、GR27では寸法の違いからフロントフォークがリヤエンドの外側に出るためリヤタイヤの方が少し上になり、立てかけた時に不安定になります。また、輪行時はタイヤの小さいGR24の方が場所を取らないため重宝します。
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輪行時にはタイヤのほかにチェーンガードが地面に接します。丁寧に扱えば問題ないのですが、一度肩掛けベルトが外れて地面に落としてしまった時、チェンリングが歪んで修理不能になったことがあります。輪行時に気をつけなければいけない所です。 |
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折畳み時、チェンリングを空転させて左ペダルをフロントタイヤにあてると、右ペダルが図のような斜め下の位置に固定されてチェンリングを守ることが出来ます。立てかけるにも都合が良い方法ですが、フロントタイヤに局所的な負荷がかかるのと、戻しにくいという欠点もあります。 |
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肩掛けベルトはディレーラーガードと左クランクの根元にかけます。ただし、左クランクは引っ掛けるだけでは根元からすっぽ抜けたりしますので、写真右のようなリングをつけて脱落防止しています。 |
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GR-24の時だけですが、折りたたんだときにフロントのスポークとリヤハブナットが接近します。左のような場合はぎりぎり当たりませんが、右の場合はナットの頭がスポークを押しますので、最悪スポークが曲がります。細かな点ですが要注意です。 |
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列車内で |
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輪行時の置き場所ですが、基本的には車輌前後の運転室後方です(先頭は人だかりになることが多いので、最後尾の方がベター)。運転中でも車掌が出入りしますので通行の邪魔にならないようにしましょう(ドアは内開きです)。長編成の車輌では中間部に運転台を組み込んでいる場合もありますので、ホームの端まで歩かなくても良くて便利です。
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運転室後方が座席の場合はドア付近に置きます。この場合はベルトを結びにくいので隣に座って手で持ってください。また、右図のような取っ手がある場合は矢印の様にサドルを引っ掛けるとしっかり固定されて便利です。(撮影のため一時的に袋から出しています)
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輪行時の傷 |
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弓状の傷 グランテックはダウンチューブに弓状の独特の傷が見られます。私も5台所有の内、4台まで同じ傷があります。これがどうして付くのか考えてみました。結果は簡単で、左クランクによってつけられたものです。 |
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輪行時にペダルはフリーのラッチェット機構により逆回転しやすくなり左ペダルはおのずと前輪と当たる部分まで移動してきます(左)。この状態でフレームをひらくと、ちょうど傷の部分に当たりながらフレームが開いてゆきます(中・右)。これを防ぐには、開く前に車体を持ち上げて、順方向へペダルを半周ほど回してから開くようにします。けど、これが結構手間で面倒だったりします。
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輪行袋 |
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輪行袋にはオーストリッチの「ロード220」と言う汎用品を使用しています。割と大き目のサイズなので24インチでも700Cでも苦労せずに入りますが、縦長ですので横倒しにして使用しています。重量も320gと軽量で薄いナイロン製ですが、すぐに破れるほど軟ではありませんでした。 |
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メーカー推奨では1本のベルトでピラーにくくりつけたり、ボトルゲージに入れたりしていますが、私のグランテックにはサドルバッグループを付けているので、紐を増設してくくりつけています。 |
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