NIKON COOLPIX 3100

H15.03から発売されたCOOLPIX系列3.2Mのデジカメです。1/2.7型原色CCD採用でスナップ用デジカメとしては現在でも問題ありません。今では高級機種しか付いていないTV出力もあって便利です。
耐久性もさすがはNIKONで、自転車で持ちまわったり、一度地面に落としても壊れませんでした(運が良かっただけ?)。ただし、電池ケースの爪は強度不足で割れてしまいました。Netでも多々報告されており、設計ミスでしょうね。テープでも止まりますが、改造補修してみました。

電池蓋の爪修理

問題の爪の部分です。強度不足のため上部が折れてしまい、蓋が閉まりにくくなります。ただし、左右奥の矢印部分でも止まりますので、爪が折れても半開きの状態までは閉まります。

 まずは、折れた先の部分をすべて取り去りますが、カッターナイフ程度で簡単に切り取れます。次に本体の加工ですが、凸状の金具を埋め込むため溝を赤印の2箇所に掘ります。私は小型の工作機で削りましたが、慎重に削れば鉄ノコでも代用できそうです。

凸状の金具作成です。私はクリップを加工して金具を作りましたが、ホッチキスなどの針金では柔らかすぎるようです。蓋の閉まり具合や爪のかかり具合は微妙ですので、何個か作成してセロテープなどで仮止めして具合を試してください。

 

 仮止めで調子を見て、良いようならエポキシ系接着剤で埋没させて出来上がりです。接着剤を盛っていますので、半日程度待ってから使用したほうが良いでしょう。

 

外側から見た様子です。金具の左右に見える塗装の無い白い部分が元の爪の幅ですので、金具は多少狭くなってますが問題ないのでこのまま使用しています。

本体修理

 母親から貰ったE3100ですが、思いのほか使い勝手が良かったため、落としてスイッチが壊れたあとも中古を購入して使いつづけていました。そうこうするうちに、部品取り含めて5台になってしまいましたが、それぞれ少しづつ不具合があるのでニコイチ計画を発動しました。

 

初号機(左)
 母親よりの貰い物。2度の落下によりスイッチ部破損。色調は以後の4台と比べて明らかに優れており、バックアップ電源も生きている。

2号機(右)
 Netで動作不良機を\500でGet。バックアップ電源が死んでいて電池交換毎に日付設定が必要。1年程度で落下によりスイッチ部が破損

3〜5号機
 3台そろって\1,500で購入したもの。3-1(左)は背面の印刷がかすれて電池蓋破損しているが、バックアップ電源生きている。3-2(中)は液晶表示が妙に黄色くて、バックアップ電源が死んでいるが電池蓋は健在。3-3(右)はバックアップ電源と電池蓋が破損。

 電池蓋は全て修理して3-3を使用していましたが、電池交換ごとの再設定がめんどくさくなり、3-1の背面のみ3-2と交換して使用していました。ただ、色調がどうしても青くなるので、前面まで分解して初号機の中身に3-2の外身を合体させることにしました。

 

 ネジは右サイド2本、下面3本、左サイド2本抜きます。下面の1本は抜きません。下面の真中のネジは他のネジより目が細目ですので、混ざらないよう注意してください。

 

 ネジを外すと裏蓋が外れます。

 

 裏蓋を外すと同時にストラップ止めが抜けてしまいます。転がり落ちて無くさないようにしましょう。組み立て時は差し込んでおくのを忘れずに。

 背面と本体は下面のコネクターで繋がっていますので、背面を入れ替える時はここを入れ替えれば終了です。

 

 下面の最後のネジを外すと前面が外れます。コネクタは右上に1箇所ですが、折りたたまれて外し難いので傷つけないように注意してください。前面を外すと電池パックの配線が2本見えます。この配線は電池パックの内壁に付いていますので、ネジを2本外して前面と分離します。

 

 電池パックが外れると、本体と前面が分離します。壊れやすいスイッチは2本のネジで止まっていますので、交換時はここを外します。本体前面にはフラッシュ用のコンデンサ(右赤矢印)が見えるものの、バックアップ電池は内部にあるようで確認できませんでした。本体分解すれば出てきそうですが、今回はここまで、中身を入れ替えて元にもどせば終了です。

 

バックアップ電池交換

 予備機やE4100を最近使用しているのですが、バックアップ電池切れでイラっときましたので、分解・交換を試みました。

 

 裏蓋開けると向かって左上、液晶パネルの裏側にバックアップ電池が見えます(左)。液晶パネルは3箇所のネジで止まっており、2箇所の緩衝材(中)を取り除くと3箇所のねじ山(右)が見えます。

 

 ネジを取り去ってパネルをひっくり返すと、基板上にバックアップ電池が見えます。電池はSANYO ML-614で端子直付けです。熱を回さないように慎重に半田を吸ってから電池を外し、再び電池を半田付けすれば終了ですが、問題は電池の入手です。

 

 SANYOはすでに無くなりPanasonicになってしまいましたが、そのパナから同等と思しき電池が出ています。インドネシア製の縦型端子付きで、品番は同じくML614。電圧3V、サイズもΦ6.8×1.5mmとほぼ同等です。ただし通常では販売されておらず、業務用のものを小分けにして、とある業者が出していました。値段はamazonで\500(送料\100)と微妙ですが、Netで見てみても現時点ではこの業者だけのようです。アメリカのサイトでは日本製のML614が7$/10個と格安な物もありますが、送料など考えるとやはり微妙ですね。ML614のスッペックは3V、2.3mAh、通常充電は0.015mA。再充電可能回数は損失5%で3000回、損失20%で300回だそうです。詳しくはデータシートを参照。私のE3100は全機種発売後10年経過していますので、生き残っている初号機のほうが特殊なのでしょう。

 

 代替として電気二重層コンデンサ0.22F,3.3V[DCK-3R3E224-E] \100/個を使用している方もいるようですが、ニッケル水素では充電電圧にまで上がらないのか、うまくいかない事もあるようです。
 東京のパーツ屋で\200/4個と比較的安価に手に入りますが、送料が\500なので、総額で考えるとこちらも微妙ですね。

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