Jetway 614DF

 Mini-Q 314に搭載されているJetway 614DFです。業務用に1日数時間、6年間働いてくれましたが、最近立ち上がりに失敗し、リセットしないとBIOS画面が出ません。
 バックアップ電池も問題なく、電源交換でも直りませんでしたが内部電圧を測定してみると+5Vが+3.75V程度まで減衰してました。
 これはと思ってCPU回りの電源部を見るとコンデンサの頭が少し盛り上がっています。
 と言う訳で、症状が治るかどうか半信半疑ながら交換となりました。

電源周りのコンデンサ、よく見ると頭がふっくらしています。一部は粉も噴いていますね。

吹いていたのはGIGAでもお馴染みのGSC製で、多々報告が上げられている曰くつきのものです。
CPU回りのコンデンサ6.3V、1500μFが今回は9個も膨れています。前回のGIGAに比べると倍以上の仕事量です。

今回外すハンダ部分は18箇所と多く、パターンが入り組んでいる部分もあり厄介です。
まずは70W級の半田ごてをリードの上から当てて、そのまま基盤までリード線を押し込みます。2本とも押し込んだらパターンを傷つけないようにコテを当てて裏から引き抜きます。

すべて取り去ったら、0.6mmのドリル歯でパターンを傷つけないようにハンダ部に穴を開けます。

0.6mmの穴でちょうどリード線が無理なく入ります。

 9個すべて入れかえました。GSCに比べると細く長くなったので基盤が見えています。
さて、修理後の初回起動ですが、何回やっても電源入れる直前が一番緊張しますね。今回も無事に起動してBIOSが立ち上がり、復活しました。

 今回使用したのは、ニチコン・UHMシリーズ超低ESR 電解コンデンサ 6.3V1500μFで、一個\63(共立エレショップ)でした。
 送料込みでも\700弱で復活です。

今回も不良品はGSC製です。これ以外にもGSCコンデンサは使われていますが、不良だったのはすべて1500μFのものです。使用部分による劣化というよりは、生産時のロット単位の不良ということでしょうか。

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