レガシィにバックカメラを取付ける |
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私自身はバックカメラが必要ないのと、カーナビ取り付けた2006年頃のバックカメラ(ND-BC1,\23,000)は大きくて高かったので付けませんでした。その後月日は流れて2012年の暮れ、エアサス交換という大修理を行ったため、このレガシィに数年乗ることになり、内装関係の見直しと嫁からの催促でバックカメラを付ける事になりました。
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パイオニア ND-BC6 パイオニアの現行機種は2012/07に登場したND-BC6で、アマゾンで\9,000を切る安さです。本体も小さくなって、BGのリヤガーニッシュ下にすっぽり収まるので、購入・取付けとなりました。 |
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バックカメラ |
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ND-BC6の構成はシンプルで、アクセサリ電源から電気を貰ってRCA出力端子に出力するだけのものです。そのためRCA入力端子を備えるカーナビへは種類を問わず接続できますが、映像出力はアクセサリ電源ONで常に出力していますので、バック時のみに作動するように工作してみました。 |
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1)バック信号入力線につなぐレガシィのバック信号入力は「High」(バック時に+12Vになる)ので、これをカメラの電源へ接続しました。ところが接続してみるとカーナビの極性が「Low」になったままで+12Vを検知しません。結局、流れているアンペア数が少ないためグランドに落ちてしまうようです。 |
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2)リレーを介して接続する。エーモンの4極リレー(1245)を介して接続してみましたが、やはり「Low」になったままで+12Vを検知しません。調べてみたらリレーの消費電力は150mA、カメラは75mAでカメラのほうが半分の消費です。結局、バック信号線へはあまり電流が流れていないのでしょうね。 |
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3)バックランプ球に直接接続
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バックカメラ取付け |
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ND-BC6は先代のND-BC5と同じくほぼ立方体(23×23×24mm)をしていますが、BC5の消費電力が100mAに比べて25%減の75mAで作動します。かなり小さいのでリヤガーニシュにすっぽり隠れますが、多少小さすぎるため一番奥につけると画面上部にガーニッシュが1/3ほど写りこんでしまいます。結局取り付け位置を下げましたが、写真の位置でもまだ少し上気味のようです。ただ、一人で取付け作業したため位置決めが難しく、付け外ししていたら接着しなくなって、接着テープを張り替える羽目になってしまいました。
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ケーブル配線 |
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1)リアゲート貫通
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Netでは色々工作されているようですが、BGのA型ではナンバー灯から入れることが出来ます。ナンバー灯はリヤゲートに直接付いているわけではなくて、ゲート上に張られた鉄板の上に固定されています。また、鉄板上部とゲートの間には隙間が多少開いており(赤矢印)、ここからケーブルを引き込むことが出来ます。ただし、ゲートとナンバー灯はぴったりと嵌っているので、ゲートの下方をドリルで広げてそこにケーブルを通すようにしました(青矢印)。
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2)リヤゲートから室内へ |
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リヤゲートの内装は下方、側方*2、上方の4つに別れます。下方は6本のピンとクリップを外しせば外れます(左上)。側方は2箇所の爪で止まっていますが、かなり硬くて取り辛くなっていました(右上)。また上方は外さなくても作業できますが、側方の上部が上方に2箇所でかみこんでいますので(中央下)、慎重に作業しないと側方の爪が折れてしまいます(右下)。
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さて、問題は室内へ引き込む蛇腹部分です。蛇腹部分は左右にありますが、形も中身も違っています。右側は扁平で太目の蛇腹で屈曲が少ないが、太いハーネスが通っています。それに引きかえ左には細めで出口が屈曲しているものの、ウオッシャーパイプとアンテナ線しか通っていないので余裕があります。あなたならどちらを通します?。
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私は左側にカメラケーブル、右側にバックランプ線を通しました。右側は屈曲も少なくてガイド無しで電線を通せましたが、内径は狭いためカメラケーブルのコネクタ通過はきつそうです。比べて左側は屈曲あるものの内部には余裕あるため、すんなりとコネクタが通りました。ただし、通過中にウオッシャパイプを傷つけるのだけは避けたかったので、自己融着テープを巻いて角を立たなくすると共に(中央)、クレポリメイトを吹いてヌルヌルにしておきました。どちらも無事通過して、屋根裏の穴から室内へ出しています。ND-BC6のカメラ側ソケットは小さく出来ているため、作業が非常に楽に行えました。
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結局、半日程度で無事にバックカメラは付きました。私的にはカメラが無くても問題なくバックできるのですが、車庫入れ時の後方の確認(人や物がないか)に重宝しています。 |
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