レガシィにカーナビを取付ける |
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レガシィと一口に言っても、初代からは20年近く経っていますのでバリエーションがかなりあります。最近のレガシイはカーナビ用の配線も既に施されているようで、ほとんどポン付け出来ますが、私は250T-エアサス(E-BGC)ですので車速やバックアップは配線を出して分岐することになります。ネットで調べるとBG5などの記事があり参考になりましたが、アンテナ線はダイバシティのためか配線が違っていました。公開されていた方に感謝の意味もこめて、私も取り付け手順を載せてみます。 |
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前面パネルを外す |
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千里の道も一歩から。前面パネルを外す前に、まずコンソールボックスを外します。パネルの2箇所のネジを外し、パネル、シフトパネルの順で外しましょう。シフトパネルは6箇所つめがありますが、オーディオ側の2つが強く付いており、こじると爪が折れてしまいます。ただ、折れてもカタカタ言う程度で、実害はほとんどありません。 |
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オーディオを外す |
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前面4つと奥の2つのボルトを外します。前面4つだけで止めても良さそうなものですが、前面の4箇所はプラスティックの基部にネジを止めているだけですのでずれ止め程度です。奥の2つのネジは鉄板に止まっており、ここで強度を保っていますので止めにくいからといって省略しないで下さい。
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車速センサー |
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車速センサーはハンドル下の部分からも取れるらしいのですが、ディーラーで聞きましたら、フューエルインジェクションユニット(FIU)から直接取るのが確実だそうです。結局助手席のフロアをめくることとなります。フロアカーペットはプラスティッククリップで2箇所止まっていますが、ネジ式なので無理矢理引っ張って取らないで下さい。サイドステップカバーを外すと作業がしやすいですが、爪式のため一度外すとぐらぐらしますので、外さないほうが無難です。カーペットをめくってカバーを外すとFIUが見えますので、3連コネクタの真中16ピンコネクタの右上、緑/黒が車速信号線です。ここより直接分岐しましょう。
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アンテナ結線 |
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カーペットをコンソール付近まではぐっていくとJASOコネクタが出てきますので、ここで結線します。ただコンソールボックスが邪魔ですので、スカッと外しましょう。コンソールボックスはボックス内3箇所を含む計7箇所で止まっています。ボックス内は奥まっていますので少し外し辛いです。外した後は少し後ろにずらしてコネクタ部が見えるようにします。
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バック信号入力 |
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これが一番厄介でした。ディーラーで配線図をコピーしてもらいましたが、カプラー(B93)は、コンソールパネルの裏側に隠れており到達出来ませんでした。リヤのバックランプまで線を引いて分岐させれば確実ですが、線の引き回しが大変そうです。結局右のサイドステップカバーをはずし、リヤから来る「茶/黄」の配線を見つけて分岐しました。ただ、サイドステップカバーはクリップ1つと4個所の爪で止まっているため、何回も着脱すると緩くなってグサグサになりますので、出来れば一回で決めてください。 |
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写真右がその爪です。 |
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パーキングブレーキ信号 |
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適当にアースしておきました。パーキングブレーキを引くとON(アース)、緩めるとOFF(+)の設定ですので、アースで常時駐車中になりNAVIの操作が制限されません。不具合としては、NAVIGATIONののスタート合図がパーキングOFFですので、「案内開始」を押さないとスタートしない程度でしょうか。 |
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GPS、VICS(ND-B6)ユニット |
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ともにダッシュボードに設置しました。配線はサイドに押し込む程度にしてあります。GPSユニットは鉄板のシートを張ってその上に固着させるように書いてありますが、両面テープで止めただけでも充分に受信しています。
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VICSをルームミラー後に移動しました(19/08)。T型金具の先端をカットして長さを整え、曲げた後に塗装して両面テープで貼り付けています。ルームミラーの後に調節用のボルトがありますので、長いものに交換して先端に取り付けました。VICSコードは6mありますので天井まで十分届きました。見た目はゴテゴテしていますが、運転席からは見えず、すっきりしています。
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FM多重用フイルムアンテナ |
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これも一仕事で、寒い時にはドライヤーで暖めるとか、ガラスをよく拭いてから貼るとか色々あるようですが、見た目も汚いので多重ブースターをかましたFMアンテナより取り出すことにして、フイルムアンテナは貼りませんでした。
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音声マイク |
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使うかどうか不明ですが、後で接続するのはしんどいので、一応接続して助手席の足元においておきましたが、全然使用しないので、後日とっぱらってしまいました。 |
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ナビの設置 |
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やっと設置です。変換ケーブル(KF-14P)を介して慎重に取り付ければ出来上がりです。変換ケーブルはどこのでもよさそうですが、パイオニアはオートアンテナコネクタがギボシではなくて平板だったりするので、純正のほうが楽だったりします。値段もさほど変わりませんし、コードカラーがJEITA準拠なので、同じ色のコードを締結すればよく、楽です。 |
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次にブラケットの取付けですが、純正は4箇所で止まっているのに対し、楽ナビは3箇所で止めるようになります。奥の下のボルトは2mmほど穴がずれており入りません。楽ナビ側は「T」の穴の所に取り付けます。ちなみにTはToyota、NはNissan、MはMazdaでしょうか?。
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最後にNAVIを入れるのですが、ここも一仕事です。純正のオーディオとNAVI本体の寸法は同じですが、そのまま押し込んでもコードの束が奥に当たってしまい、うまく入りません。おまけにHDDナビは後方の排熱部を妨げてはいけませんので余計に気を使います。
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当初はパナのNAVIにしようと思っていたのですが、BG系の内装ではオートマシフトとの距離があまり無いので、ディスプレイが結構出ているパナナビではローディング時に当たるとSHOPで言われて、突出の一番小さいカロナビ(AVIC-HRZ08)にしました。ただ、取り付けてみると思った以上に奥まった所に入っており、あと7mmほど前方に出ればちょうどと言う所に収まっています。使えないと言われたカップホルダーも、画面をTiltしてもしなくても使用可能ですが、雫が垂れることを考慮するとTiltしない方が無難なようです。 以上、文字で書いても長いですが、自分でやっても長いです。また、資料集めにも時間がかかりました。面倒ならお金をだして取り付けてもらったほうが楽ですが、自分がしたように丁寧にしてくれるかどうかは疑問ですし(時間がかかりすぎる)、旧車につける場合はナビを次の車に持っていくことも考えられるので、根性のある方は挑戦しましょう。ちなみに予備調査を抜いた本作業時間は2時間半でした。 |
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