近鉄大阪線・長谷寺第一号

訪問日;2008/04/27

 長谷寺駅500mほど東にある踏切ですが、侵入路は踏切から逆走しないと発見できませんでした。国道は踏切の対岸にあるため一度川まで降りるのですが農作業道しかなく、線路のある斜面はタケノコ取りの私有林のようで警告文まで出ています。結局私有林を巻くように道なき谷を詰めてゆき、線路の堰堤を攀じ登って線路沿いに到達し、そこから踏切まで線路沿いを移動しました。帰りは踏切からの道を辿ったのですが、ススキの野原を突っ切ったりして最後は民家の軒先を通り対岸の国道に続いていました。今でもそれが正規のルートかどうかは判然としませんが、国土地理院の地図と近い位置を通っているので、そうなのでしょう。地図

 

この対岸のどこかに踏切があるはずです。

 

赤線が侵入路で、緑線が正規の道と思われる道です(左)。国土地理院の地図では、かなりアバウトな点線で描かれています(右)。

 

緑色の侵入路は民家の車庫への道と思われたので、一つ下の所より侵入。守備よく川を渡るも行く手には「私有林につき立ち入り禁止」の看板が。結局右の沢を詰めて線路の堰堤下まで行き、そのまま堰堤を上ったところ踏切の50mほど西に出ました。絶好の撮影ポイントなので、しばし撮影。

 

踏切への道はよく踏み込まれており、決して廃道のようなものではありませんでした。踏切より国道目指して緑色の道を下るのですが、竹林の中の道も踏み込まれていました。

 

竹林を出るとススキの原を進み、田圃を迂回しながら小川を越えて、最初に撮影していた民家の車庫裏へと続いていました。侵入路に関しては国土地理院の地図が正しい事になりますが、以後の道は地図のようなアバウトな直線ではありませんでした。

 結局最初に撮影していた写真に侵入路が写っていたわけですが、逆走でもしないと絶対見つからないような小道でした。

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