秘境踏切 番外

訪問日;2009/06/07

 JR赤穂線・戸島

 これは秘境踏切と言うよりは、到達難易度踏切です。工場など大きな私有地を鉄路が分断する際には私有地から私有地への踏切が設置されています(京阪宇治線・中書島駅構内通路踏切)。この場合接近が困難になり、望遠撮影や車上撮影になってしまいます。この踏切も地図上では判らずに車上調査で発見されたのですが、地図で確認すると工場地帯のど真ん中です。地図

 最悪、川岸から鉄橋まで接近して工場との境界付近の移動を考えてましたが、とりあえず現地に着きました。工場の入り口までは市道のようで接近できましたが、右の川岸は草むらと化していて先行き不明です(右)。ただ、左には河川を埋め立てた空き地が広がっており、立入り禁止看板もないので奥へ進んでみます(左)。

 車のわだちがあり、回転場のようですが、奥へ進むと問題の踏切が見えてきました。案の定、私有地から道が続いていますが、フェンスの外にも踏み分け道があって、私有地に入らずに踏切へ行けました。なお、私有地への入口付近には注意喚起のため、電車の時刻表が設置されていました。

 踏切を越えた先は、またすぐに私有地へと続いています。このような所に需要あるのかとも思いますが、道の踏み具合から見ても通行量は結構ありそうです。ただ、堰堤なので歩行者トンネルを作った方が安全なのですが、予算の関係でしょうかね。

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