紀勢本線・昼山

訪問日;2010/03/28

亀山から松阪へ向かう里山の中にあります。

場所は当日の車上調査にて確認できたのですが、アプローチが問題です。当日は津から北上のルートでしたので、まずは南のルートから侵入してみました。左がGoogle地図で侵入路は途切れていますが、右の国土地理院地形図では点線が近くまできています。地図

 

橋の袂にある小道は轍のあともしっかりしており、幸先は良好です。この時点で列車の時間まで1時間弱は残っていました。

 

轍は、北上後すぐに折れて西へ向きます。その後すぐに終点となり、とたんに道は怪しくなってきました。JRが見えるかと西に行きましたが、フェンスで囲まれた施設に行く手を阻まれます。

 

しかたなく北上する小道を行くと、隠し新田のようなところに出るも行き止まりとなりました。

 

地図上の破線への道は確認できないので、一度戻って北からのルート検索に切り替えます。バイパスの丘を越えて北に回りこんだ時点で列車の時間まで残り35分となり、大分押してまいりました。

 

北のルートはJR沿いの道を南下するのですが、予想通り踏切手前200m付近で道がなくなります。破線ルートも確認できないので、竹やぶの中を西面の崖に注意しながら進んでゆきます。藪の切れ目と崖が迫ってきたあたりで踏切に出ましたが、最後は道と言える代物ではありませんでした。

 

川をはさんで西には浄水施設がありますが、谷は深くて渡るのは難しそうです。

 

踏切の西に出ましたが、周囲のみ伐採されているものの、出口(右)は笹薮に包まれてました。

 

踏切の東側も伐採してありますが、南下するとすぐに道はなくなります(右)。結局南からのルートでは辿り着けなかったようです。

 

踏切の前後です。深山と言うよりは丘陵地帯ですので、秘境雰囲気は少ないですが、到達には時間がかかりました。結局北からのルートしか近づけないようですが、季節を選ばないと下草などで到達不可能となるのは必至のようです。帰りはかなり急いだので発車10分前に下庄駅に着き、無事に輪行して帰れました。

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