関西本線・布目

訪問日;2008/07/06

秘境と言うほどではありませんが、調査時に見つけたもののアプローチがしんどそうな踏切でした。道路は発電所までで行き止まりになるものの、車上調査時に見かけた側道が通行できそうだったので、通り抜けに望みをかけて赴きました。

 

地図では踏切の存在は確認できませんが、車上調査で判明しています。木津川に掛かる橋が少ないためアプローチが面倒くさそうですが、今回は上流から入りました。地図

 

入り口となる橋は頼りなさそうな潜没橋ですが、渡ってみると車も通れるしっかりした橋でした。なお、今回は左に見える山の左側を越えていくことになります。

 

木津川を一回だけ渡る関西本線の鉄橋で、古めかしさが歴史を感じさせます(左)。峠を越えていく道は急なうえに極細で、軽四でないと脱輪しそうな道幅でした(右)。

 

踏切直前の発電所横です。踏切へ行く道はテラスのようなところを直角に曲がっており、普通車では通り抜け困難ですね(左)。布目踏切から歩道化しますが、踏み跡はしっかりしています。対岸に見える笠置観光ホテル(休止中)が印象的です。

 

最初はしっかりしていた道も、川幅が狭くなるあたりで怪しくなり、関西本線に引っ付いてきました。まだ自転車で走行できますが、オープンサイドのタイヤでは来たくない所です。列車本数が少ないから良いものの、JR西日本名物の新快速に爆走されたら、確実に巻き込まれそうですね(右)。

 

だんだんと狭くなってゆき、ついには補強板だけになりますが、手すりがついていますので、一応の配慮はあるようです。ただ、気動車が突っ込んできたらちょっと怖いところですね。

 

佳境を過ぎると笠置の橋が見えてきますが、まだまだ油断は出来ません。佳境部では老朽化した部分でしょうか、頑丈な新橋に架け替えてありました。

 

最後はシェードの横を通って、木津川の土手へと降りていきます。ただし、最後の小川越えの区間では階段の昇り降りがあり、自転車では担ぎの区間が出てしまいました。
東海自然歩道なので整備はされていますが、あまり人通りの無い区間でした。まあ、列車とのからみで危険な区間もありますから、あまり人通りが無いほうが都合よいかもしれませんね。

inserted by FC2 system