秘境と言うよりは、到達に時間のかかる踏切です。場所は紀勢本線・椿駅より東へ1Kmほど入った、林道のどん詰まりです。椿駅前後は山が迫った海岸部で、鉄道は長大トンネルで抜けていくため踏切数も少なくなり、車道から到達するこの踏切は前後の踏切から孤立しています。地図

　椿駅は民家から離れた谷間にありますが、以前は終着だったこともあってか、２面３線の立派なホームがあります。

　踏切が有る駅の東側は、狭いものの田圃があり、秘境の感じはしません。

　踏切自体も広くて新しく、整備も出来ていました。これは、近くで治山工事があって、工事車両がこの踏切を通るためのようです。

　踏切までの道は細いですが、舗装路で交通量もあるようです(左)、踏切以東、ほどなく道はなくなりますが採石場のような所があり、車の出入りが見えてました。