崩壊現場との遭遇

第6位 行者還林道(和歌山) S55.3  

 人生初の崩壊突破で、S55年の南紀春合宿中の一こま。男子5人の男子班で橋本から串本まで3泊4日で山中を走破した時のものです。2日目メインの行者還トンネルをやっとのことで抜け、あとは下りのみと言うときに出現しました。午後2時頃かな。気温は0度近くでキャンプも不可能に近く、突破か撤収かを迫られましたが、先輩の一言で突破に決まりました。下っ端の私がルート検索に行きましたが初めての経験でびびりまくりです。右の写真からでも、急斜面っぷりがわかると思います。結局荷物と自転車を別々にして、バケツリレーの要領で運びました。現場での所要時間は1.5時間で林道抜けた時は日が暮れかかっており、公民館に着いたのは午後7時前と言う悲惨な一日でした。

第5位 県道425号 小川付近(和歌山) S55.3 

 前日に引き続き2度目の崩壊ですが、前日に比べると可愛いもので、余裕の突破です。ただし、少しでも気を抜くと転落するのは同じですが、ここは昨日に比べると人出も多く、安心感が漂ってました。写真うつりだけ見ると先輩の足が落ちているようにも見えますが、結構余裕があったと記憶しています。

 

第4位 大ガ山林道(岡山) S55.5 

 新歓合宿の2日目で、林道をとことこ走ってましたら出現しました。飛ばしてませんでしたので余裕の記念写真です。見た目はすごそうですが、山際に50cm程度の道が残ってましたので、慎重に通過すればOKでした。ただフラットなダートですので林道カットビ単車様では突っ込む可能性大の所でした。先輩たちは何気なく崖ぎわに並んでの記念撮影ですが、こちらから見ればいつ崩れるかわからない様相で、写す時も、はらはら状態でした。

第3位 城ケ森山林道(和歌山) H2.9 

 いや〜、朝から良く晴れていい天気だ。なんて暢気なこと言ってる場合ではございません。竜神スカイラインにショートカットして入る林道の崩壊現場です。前日は林道内で野宿して、朝一番だったため高速走行しておらず難を逃れました。左端に木が写ってますが、ここまで林道があったのですね。写真右端の崖きわを通りましたが、ソロでしたので、落ちればそれまでと言うきわどい状況でした。

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