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分 解 図(FD)
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シマノ
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デュラエース (EA-100・A-Type)
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パンタグラフ式のローノーマルタイプでワイヤーリードによってアウターを省いています。ガイドプレートは鉄製で、これはEXになる前のタイプです。当時のフラッグシップ機だけあって、部品点数が半端無く多いですね。
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シマノ600 (EC-600)
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キャパシティ14Tとツーリング仕様にしては少なめです。ガイドプレートは鉄ですが、本体は軽合金製でネジ部にはプラスチックも使用されています。サンツアーと違ってかなりの部分まで分解できました。
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シマノ60&60GS
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600とよく似ていますが、ネジ部をカシメにするなど、少しずつ違っています。定価は600より\50安い¥1,150ですが、60の方が先に登場していますので600の前身という所でしょうか。
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シマノTitlist B-Type
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600の前身に当たるシリーズで、クランクなどはそのままの形状で600へ移行していました。FDも構造は酷似していますが、TitlistはこのB-Typeの前にA-Typeがありますので、B-Typeは600のプロトタイプと言えそうです。
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デュラエースEX (FD-7200/7210)
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フリーハブ初代のEXシリーズです。変速性能を上げるためチェーンガイドを斜めに取り付けるようになっていたため変速性能はいいのですが、少しのチェンラインの移動でもチェンがガイドプレートに当たって、じゃりじゃり言うのが難点でした。わずらわしかったので、FDだけすぐにサイクロンに変えてしまいました。
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シマノ600EX (FD-6200)
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アラベスク仕様の600EXです。前作の600に比べると調整ボルトが上部に出て、アーム支持も2点になるなど改良されていると思いますが、かしめ部が多くなってしまいました。時期的な関係からクラブ員が多用していましたが、さほど問題が出なかった事からしても出来のいいFDだったのでしょう。
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デュラエースAX (FD-7300/7310/7320/7330)
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新機軸てんこもりのAXですが、FDも従来のパンタグラフ形式からカム形式になり、ワイヤーの取り回しも独特になっています。また楕円形のエアロフレームに対応させるためバンド式のFD-7300のほかに、直付けのFD-7310、Eタイプ楕円フレームのFD-7320、Cタイプ楕円フレームのFD-7330など多種が出ていました。
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ケーブルはケーブルガイドに沿わせるようにして、左下から右上へ通します(左上)。出てきたワイヤーをプライヤーで引いて止めネジで固定します(50Kg・cm)(右上)。余ったワイヤーはリンクフックに引っ掛けて後ろへまわします(左下)。カム形式になったので動きは並行ではなく、後ろがやや外側に出るようです。この新機軸が良かったかどうかは判りませんが、次のFD-7400ではオーソドックスなパンタ形式に戻ってしまいました。
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シマノ600AX (FD-6300)
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600にもAXが出ていて、デュラエースと同様の機構を持っておりますが需要が少ないのは見えておりますので、バンド止めのみの部品点数7点と省力化されています。AX自体が際物扱いなのに、その下位グレードともなると、どれだけの数が実際に使用されていたのでしょうかね。
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