フレーム

 フレームにおけるチェンラインの要素はBB幅、オーバーロックナット寸法とリヤセンター(クランク軸中心〜後ハブ軸中心)です。

 

 現在市販されているBB幅の主流は68mmで、セットで推奨されているクランクを使用すれば求められているチェンラインは確保されます。イタリアサイズの70mmや古いBSの73mmなどのBB幅もありますが、稀ですのでここでは割愛します。
 オーバーロックナット寸法(O.L.D.)はリヤハブが入る部分の長さで、旧車は120〜126mm。現在では130〜135mmになっています。O.L.D.が大きくなるほど幅の広いフリーが使用でき、多段化が可能となります。旧車では、120mmならレギュラー5段かウルトラ6段、126mmならレギュラー6段かウルトラ7段のフリーが使用できました。

 

リヤ・センター寸法

 リヤセンター(R.C)はクランク軸中心と後ハブ軸中心との距離で、使用するホイールサイズに関係してきます。C.L.のオフセット量が同じでもR.Cが長くなればずれ角は小さくなり、逆に短くなれば大きくなります。シマノは405mm以上を推奨しており、26〜700Cホイルの場合は概ね400mm以上ありますが、24インチ以下では400mmを切ってしまいます。

以下にR.Cの実測値を上げておきます。
700C   GR-27(グランテック・423mm) DS530(スポルティフ・429mm)
26インチ DC545(キャンピング・442mm) DT6110(ランドナー・430mm)
24インチ GR-24(グランテック・372mm)

 

チェーンステー

 右側のチェーンステーはインナーチェンリングが当たらないように平たく潰してありますが、キャンピングなどトリプルギヤを付けるフレームは、潰しも大きくなっているようです。
 ただしあまり余裕はありませんので、ダブルのフレームにトリプルギヤを入れる場合は、対応するBBを入れても長さが足りなくてチェーンステーに当たる場合があります。

リヤエンド

 左はシマノエンドで、中央はBS・GRANDTECHのエンドです。通常のエンドは左のようなものですが、GRANDTECHのようにシャフトに当たる部分が盛り上がっているとTopの外側からエンドまでの距離に余裕が出来ます。SANSINの126mmハブはD値が38.2mmと2mm以上デュラエースより大きい事と、この特殊エンドにより、AP PowerFloの7段ウルトラを入れてもまだエンドまで余裕があります(右)。エンド形状によって許容段数が変わるようですね。

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