パーツの規格 その3

ヘッドパーツ

ここにあったヘッドパーツの項目は、こちらへ移動になりました。

ブレーキ

 種類はサイドプル、センタープル、カンティ(Vブレーキを含む)などがありますが、サイドプルが組付け自由度が高く、子供自転車から競技用まで数多くの種類が今も出ています。サイドプルにはナット止め(左)と沈頭止め(右)の2種類があり、これはフレームによって決定されます。両者ともネジ径は同じなのですが、長さが違うのでそのままでは流用できません。改造による装着はこちらへ。

 ワイヤ固定部も左右両方製品がありますが、スポーツ車用は固定部が向かって左側で沈頭止め、ママチャリなど一般車はナット止めで向かって右の固定が主流のようです。

サイドプルやセンタープルは固定ボルトからシューまでの位置を表すアーチサイズ(右図・L〜H)によって製品が何種類か存在します。700cロードの様に泥除けも要らないタイプではアーチサイズが45〜50mm程度と小さくなっており、ランドナーやBMXなど太いタイヤで泥除けの付くタイプでは60mm以上と大きくとってあります。
 昔は27インチ車で50mm程度でしたが、最近の700cでは45mm程度に減っていますので、ロード用は各社とも2種類出してました(左・シマノ ノーマルとスモール)。
 サンツアーは、スモール(40-50)、ノーマル(47-57)、シマノではスモール(39-49)、ノーマル(47-57)、ダイアコンペでは400(38-48)、500(43-57)、630(49-64)、730(52-72)、810(61-79)、890(68-88)、1020(74-93)、1080(84-106)の製品がありました。ただ、最近では旧スモールをノーマル、旧ノーマルをラージと言うようで、ヤクオフなどではノーマルがごっちゃになることも有り、注意が必要です。

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