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分 解 図
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整備しようと思って分解したまでは良いが、組み立てで迷ってワッシャが一枚あまった経験は誰でもお持ちと思います。ハブやペダルなどは各社ともほぼ同じ構造なのですが、変速機や変速レバーに至っては部品も細かく注意が必要です。今となっては古典的なパーツたちの分解図を上げますので、何かお困りの際にお役立て下さい。
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変速レバー・サンツアー
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PDL-M
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難解なシフトレバーの中でもトップクラスの難しさです。ラチェットギヤを挟むようにしてスラスト座金とスペーサーを置き、その外側から締付けボルトで圧力をかけています。
随所に薄いスペーサーが噛まされているため、方向や配置を間違うと摩擦が変わってうまく作動しません。また、不用意にラチェットカバーを外すとラチェットスプリングと爪が、びよ〜んと飛び出して泣きを見ます。止めネジは、初期型はボルトでしたが後期型では蝶ネジになり、走行中でも調節できて便利になりました。
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サイクロン
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サイクロンシリーズのレバーです。調節ナットにD環のない初期型と、D環の付いた二次型があります。エンドレスタイプという取り付け方を採用し、取り付けねじが見えないすっきりした構造になっていますが、締め付け力が弱くてずれることがあったそうです。軽合金製で60gとシングルレバー並みの軽さでした。
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PUB-10
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PDLの前身になるものでステムに取り付けるタイプです。ラチェットギヤを抑えるようにしてスラスト座金とスペーサーを置く構造は同じなのですが、ギヤが本体を貫通していたり、星状の押し金具が入っていたりと細部での違いが見られます。
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DLW
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オーソドックスな摩擦式のレバーで、ラチェットのような複雑な機構が入っていないため、部品点数も少なくスッキリしています。VXシリーズのレバーもこのタイプが使われており、息の長いモデルです。
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NPUB-10
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PUB10と同じラチェットのステム取り付けタイプですが、番号からするとこちらの方が新しいのでしょうか。機構は多少の違いが見られる程度でPUB10とさほど変わった所はなく、レバーの形が違うのが、一番の相違点のようです。
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ST-10
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摩擦式のステム取り付けタイプです。摩擦式なので部品点数は少なく、PUB-10の廉価版といった所でしょうか。入門用マスプロ車に付いていたようですが、実際には見たことがありませんでした。
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UB-10
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摩擦式DLWのステムタイプです。構成部品もほぼ同じで、シンプルな作りです。
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BAR-CON
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ラッチェット機構のバーコンです。小さい中によくぞ詰め込んだものですが、その後INDEX内蔵まで出ていました。私は使った事が無いのですが、バーコンの操作性ってどうなのでしょうかね?。
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MIGHTY
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ラッチェットタイプのサムシフターです。機構はPDLと同じで、本体の長さや取り付け基部が変わっています。
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Newシュパーブプロ I.P.C
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AccuShiftになったレバーです。基部はパワーシフターから変わって、カンパと互換性のあるものになりました。フロントもパワーシフターで、リヤはパワーシフターの入ったINDEXのI.P.C、レギュラーINDEXのI.F.C、などがあります。なお、INDEXの要であるRing cartridgeは分解不可です。
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