スイスWEINMANN社との提携のダイアコンペシリーズです。上が上級機種のグランコンペ、下が普及機のダイアコンペです。クリアランスの違いによって、センタープルは610と750が、サイドプルは500、730、810、890、1020、1080と6種類出ていました。レバーは144を元に160〜162までのナンバーが良く出ており、国産のほとんどの市販車に付いていたように思います。

　極東はなくなってしまいましたが、三ヶ島は未だに健在です。高級機種のユニークを筆頭にママチャリペダルまで多機種を販売しており、最近では輪行に便利なEzy(イージーシリーズ）を出して頑張っています。

　77年のサイスポ裏表紙でしょうか。シマノ600のスリーアームは見たとたんに虜になるほど美しく思えました。

　SHIMANOと対をなす、変速機メーカーのSUNTOUR。70年代当時はSUNTOURの方がポピュラーで市販車にはV-LUXやSpirtなどがついていました。70年代後半には名機サイクロンを出し、一時代を築いたと思います。