美作北2号林道

 ウラン採掘で有名な県境の人形峠から津黒高原の大谷峠へ向かう、県北最長クラスのスカイライン林道です。最初に訪れたのは1980年春の新歓合宿時で、まだ国道のトンネルも無く人形峠は現役国道の峠として賑わっていました。撮影時の1991年秋は既にトンネルも開通していて、峠のレストハウスはまだ営業していたものの、寂れかたは半端なかったです。全線地道だった林道も撮影時にはかなり舗装されており、残るは大谷峠付近のみと言う状態でした。現在は完全舗装のスカイラインとなっているそうです。

 

(1)人形峠 - 霧ヶ峰東麓

人形峠から直線的に登っていった後にスカイラインと化します。最初は細い林道だったのですが改良と舗装化が進んで、撮影当時にはドライブで来れる紅葉スポットになっていました。

(2)霧ヶ峰東麓 - 森林公園 - 泉源分岐

霧ヶ峰東麓からは森林公園へと下ってゆきます。森林公園は入り口から南にかけて駐車場が展開しているのですが、歩くのがめんどくさいのか入り口より北側に路肩駐車する車が多く、紅葉シーズンはここで渋滞が発生するようです。
泉源分岐より右折するのですが、この時点で既に林道の方が良い道になってしまっています。

(3)泉源分岐 - 舗装路終点

分岐部から登ってゆきますが、最初は展望が開けません。南下から北上へ変わるあたりから展望が開けますが、すぐに県道116号との分岐部に向かって降りてゆきます。単車は問題ないですが、自転車ではつらいところですね。分岐部からは再び大谷峠へ向かって登りますが、当時は坂が緩くなったあたりで舗装が終了となっていました。

(4)舗装路終点 - 大谷峠付近

当時未舗装だった部分で、スカイラインの核心部分です。未舗装とはいえ舗装準備段階なので道幅の広い整ったダートでした。景色も草原の中を行く南方に開けたスカイラインです。ただし、若曽林道より先は最後に出来たような道で、特に分岐部直後は直登の荒れた砂利道でした。道の成因からすると、この部分は津黒の林道と若曽から来る林道を後付けで直結したようで、特に若曽林道分岐以西は無理矢理感がただよっています。

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