乗鞍岳自転車登山

S54.7

 最近では「マウテンサイクリングin乗鞍」なんて催しがあるようですが、これはまだ昭和の時代のお話です。当時でも乗鞍岳に自転車で登ることは話題になっていたようで、信州に行くツアー班では機会があれば新入生にトライさせていました。現在の競技は頂上駐車場までのようですが、当時は最高峰の剣が峰まで担ぎで持ってあがります。私たちが登ったのは7月下旬のハイシーズンで、私たち以外にも数組十数人がトライしていました。

位ヶ原山荘前

道路はまだ未舗装ですね。左手にこれから登るご同輩のチャリが見えます。正面奥に見えるのが、これからアタックする乗鞍岳です。

畳平駐車場直下

写真正面の奥、山頂にぽつんと見えるのが国立天文台乗鞍コロナ観測所です。山頂はまだその向こうです。さすがにここまで登ると残雪があり、日が陰ると真夏でも寒かったです。

摩利支天岳東麓

正面に見えるのが剣が峰です。肩の小屋までは道も広く、登山客が少なければ乗車可能です。

朝日岳直下から望む

正面がコロナ観測所。その右下の道が上の写真の場所です。中央に見えるのが肩の小屋。これ以降はほとんど担ぎになります。

剣が峰北麓

もう一息で頂上です。ここらへんで乗ってみました。乗車可能ですが、押したほうが速かったです。

 写真左:バックに写っているのが頂上の社で、みやげ物屋を兼ねていました。その傍らに自転車のみが記帳できる特別の記帳が存在しており、結構な数が記帳してありました。
 写真右:剣が峰より振り返ったところで、登ってきた実感が湧きます。

 乗鞍高原へは2年連続でツアーに来ましたが、剣が峰へ登ったのはこの時のみで、2回目は後輩に行かせて、キャンプ場で昼寝していました。頂上の自転車記帳は今でもあるのでしょうか?

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