S50年の大杉谷(S50 7/28-8/2)

当時のアルバムより

 70年初頭よりのハイキングブームで各地に色々なコースが開けましたが、この大杉谷も特殊登山客から、一般ハイカーへと開けてきた頃と思います。高校1年の夏に、採集旅行と称して高校1年生5人だけで、大台ケ原、大杉谷5泊6日の登山へ出かけました。第1、2日目は大台ケ原の散策、3日目は大台ケ原から桃の木谷、4日目は連泊で周囲の散策、5日目は宮川ダムへ降りて檜原の民宿へ、6日目は周囲の採集後帰宅と言う日程でした。採集旅行とは言え、高校1年だけでの旅行を学校がよく許可した物だと思います。まあ、おかげで滝の美しさを知り、以後沢登りをするようになりましたが。
 現在の大杉谷は、かなり整備されて吊橋も鉄製のしっかりした物になっているそうですが、当時はワイヤーを渡した本当の吊橋で、当然人数制限ありでした。毎年春に補修されるものの、シーズン中には必ずけが人が出る危険なコースだったようです。ここでは昭和50年当時の様子を見ていきたいと思います。

 

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