キャンピングキャリア

BSダイヤモンド DC-545、1978年製。ブリヂストンダイヤモンドシリーズのキャンピング車で、片倉シルクキャンピングなどと共に定評あるキャンピング車です。とは言ってもオリジナルはフレームとキャリヤだけで、あとのパーツはすべて交換してしまってます。それではマスプロメーカー製のキャリヤを見てみましょう。
左:フロントキャリヤは3分割され、日頃は上部キャリヤのみで使用できます。上部は赤矢印の3箇所で止めてあり、カンティ台座は使いません。枠は緑色矢印で3箇所止めてあり、1箇所はフロントフォークに直接止めてあるため強固に付いています。もう一箇所は上下に渡すブリッジ(青矢印で止めてある)に付いています。
右:リヤキャリヤは2分割され、基部キャリヤはシートブリッジとエンドの3箇所で止まっています。枠はリヤでU字型につながっており、シートステイ、エンドと基部の3箇所で止まっています(緑矢印)。U字型につながっている事でリヤも強固に付いています。
フロントキャリヤは枠を直接ボルト止めますが、リヤはシートステイ、エンド部でリングを介して止める設計になっています。エンド基部では7.5mmのリングを介して枠が外側に浮く格好で取り付けます。シートステイ部でも直接ではなくて16.5mmのリングで浮かせるようにして枠を付けます。これは外側に寄せないと、リヤキャリヤ基部と干渉するからでしょう。手順を変えると付けるのに一苦労しますので要注意です。
フロントの枠はキャンピーに比べると多少寝ていますが、出っ張りすぎるほどではありません。リヤの枠はフロントと同程度にしか寝ていませんでした。U字型の連結部が力強いです。

使用経験例

左は'83夏の信州ソロツアーで、月夜沢峠の手前でビバークしていました。ツェルトと夏シュラフ使用なので10日の行程でも荷物が少なくなっています。4サイドでの林道は懲りたようですね。右も'83夏で、信州ツアー後の四国石鎚山ソロツアーです。ツェルトと夏シュラフ使用の2泊3日行程なので、サイドバックすらありません。まあ、この後に国道大崩落があったのでサイドバックが無くてラッキーでした。走行フィーリングはCampeeに比べて向上し、高速の下りでの安定性やカーブでこじっても、捩れるような感じが出なくなりました。サイドバックが直接フロントフォークに付いているような感じですね。
 Diamondは本格的なキャンピング車ですが、控えめなクロスドシートステイやフロントキャリアの上部だけ残せるなど、ランドナーとしても十分使えます。
 ツーリングキャンプなんて年に何回もするものではないですので、日頃から使えるこうした配慮は非常にありがたく、キャンピングを止めた現在でも乗りつづけられるものです。
クラブ現役時代、同じダイヤモンドキャンピングには一度しかお目にかかっていませんが(西サ連(西日本サイクリング連盟)のクラブ員はケルビムなどカスタムメイドが多かった)、最近ではネットオークションで時々見かけることがあります。でも、フルキャリヤがついている物は見かけませんので、次にキャリヤの寸法を載せておきます。5mm単位の目測計測ですが、お役に立てれば幸いです。

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