ドアロックアクチュエータ交換

 集中ドアロックの不調が出始めた頃にディーラーで相談しましたら、運転席側のドアロックアクチュエータ交換で治るかもしれないと言われたので、オークションの中古品に交換してみることにしました。下が\1,500で手に入れた中古品で、BG5のものだったと思います。

 

 スピーカー交換のときと同じく、内装を外します。その後、防湿シートを破れないように丁寧にはがして内側引き手とのリンク部分を出します。

 

 ロック側リンク部分のプラ部を引き上げて、差し込まれているロッドを抜いてリンク解除します。同様にしてキーによる解除部分(黄色のプラ部)のリンクも外します。

 

 内側引き手からドアロック本体に繋がるリンクを外して(左・中)ドア横の3本のネジを外すとドアロック本体が外れますが、外側引き手からきているロッド(右)が上方から差し込まれていますので、そのままでは外れません。

 

 本体に繋がるケーブルを外し、下方に回避しながら前方へ引くと本体が見えてきます。あとは隙間から出せばドアロック本体が出てきます。アクチュエーターと本体は2本のネジで固定されていますので、外して付け替えれば終了です。右の写真は手前がドア外側、奥がドア内側となり、今見えている部分がドアの鉄板と対面しています。番号@は外側引き手のリンクで、外からドアを開けるときに下方に押されます。Aは外側のカギに繋がります。Bは内側引き手のリンクでドアを開け、Cは内側からのドアロックへのリンクです。

 BPのアクチュエータはよく壊れるようで修理報告も多いのですが、BGのは滅多に壊れないようで、20年以上経った現在でも4扉全部が正常に作動しています。ただ、この時の交換でもオートドアロックの不具合は治らなかったので、結局アクチュエータは元の物に戻しました。

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