エアフロメーター修理

 エアフロメーターの不調。長くBGを乗っているといつか通る道だそうですが、23年持ったエアフロにもついに不調がやってきたようです。23年の車検も無事に通過し、年末年始の帰省も問題なかったのですが、年が明けて2月に入り10数年ぶりにエンストしました。冷間から温間に変わる時期でしたので、暖気不足かとも思いましたが、以後たびたび起こるようになり、温間時にもエンストを起こしました。ただ、チェックランプは点灯せず履歴にも残りませんので、エアフロのハンダ割れを疑って殻割りを実行しました。

 

 なるべく分解したくは無いのですが、ボンネット内でハンダ付けするのも嫌なので、エアクリーナーの上部を付けたまま取り出しました。センサー近くのメッシュを見ましたが、ほとんど汚れが見られませんので、軽く拭く程度で済ませております。

 

 防水ゴムはカッターで切れ目を入れると取れます。中にある銅版は、普通は置いてあるだけだそうですが、私のは1箇所ハンダ付けしてありました。このままでもハンダ付けできるのですが、電子回路を検分したかったのでハンダ溶かして開けました。電子回路(中)はハンダの状態も良好で、回路焼けも無く、下の基盤は樹脂で半分埋没されていました。4箇所の接続部分はお約束どおり右側2箇所にハンダ割れがあり、4箇所とも再ハンダしました。

 

 耐熱用の接着剤で接着した後に、マスキングしてシーリング剤でシールしました。防水がこの方法で良いのかどうかは不明ですが、水がジャブジャブかかる場所でもないので、シール状態を時々チェックする程度で良しとしました。

 その後1ヶ月経過しましたが、冷間時のアイドリングも安定し、エンストもなくなりました。さらに吹き上がりと加速も体感できる程度の改善しました。ハンダのクラックでエアフロからの信号が弱くて不安定だった様ですね。シールも強く接着しており、今のところ問題は無いようです。

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