ドライブレコーダー設置

 近年、性能の上昇と価格低下が著しいので貰ってすぐにつけました。最近出てきたリヤも同時に撮れる機種にしようかとも思いましたが、データ量が増えて録画時間が減ったり、リヤまで配線取り回すのにルーフ周りを触ったりするのが嫌なのと、煽られにくい車ですのでフロントのみの機種にしました(PAPAGO GS34G-32G)。まあ、この手の製品は使い捨てなのと、性能の進化が著しいので、数年後に再考すればよいでしょう。

 

電源の確保

 電源はシガレットソケットから取るのですが、分解・直結できる昔の方式と違ってソケット内に変圧器などを内蔵しているため分解せずにロック付きのソケットを使用しています。電源部はケンウッド製に比べるとかなり小さくなっており、優秀です。消費電流は数百mmA程度ですが、常時流れるのでシガレット電源から取る事にしました。
 小物ケースの上部2個のねじを外して手前に引くとケースが取れます。下方にシガレット用の配線とコネクタが見えますので、コネクタを上方へ引きます(ロックはありません)。

 

 3線の「T」型ソケットで縦の1本(青/黒)がACC12V電源。横2本の外側(灰/赤)がイルミネーション、真ん中(茶)がグランド(アース)です。シガレットのイルミネーションは灰皿横に豆球があり、点灯時のみ点きます。
 端子は爪で引っ掛けてある通常タイプですので、ツールで外してから配線を端子に絡ませます。この手の作業はコードを挟んで取り出す「電源取り出しコネクター」が一般的ですが、配線の被覆を破るのが嫌なのと、数が増えると邪魔になり、ダニが血を吸っているようにも見えるので使ってません。

 

 W202のダッシュボード奥は空間が結構ありますので、ソケットはグローブボックス裏に設置します。配線はETCアンテナと同じところを通すのですが、これも内部に余裕があり結構太い配線も難なく通りました。ダッシュボードサイドとドアの間に着脱パネルがありますので、ここからダッシュボード内に線を引き込みます。設置場所はルームミラーの陰になるように設置するのですが、ガラスとの接着面は黒点シールの部分にかかってしまいます。強度上一抹の不安はあるものの、一応きっちりと付いています。運転席からはミラーの死角になるため、ほとんど気になりません。

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