プーリ アイドル エアコンデイシヨナ交換

 12万Km超えるあたりから、2千回転を超えると「キーン」と言うベアリングのグリス切れのような音が鳴り始めました。エアコンOnにすると強くなるのでエアコン本体は間違いないのですが、現時点で冷えているのと使用頻度が低いのでとりあえずは後回しです。エアコンOffでも弱い音がしますので、パワステかオルタ本体のどちらかでしょうが、調べているうちに「10万キロ超えたらエアコンプーリ交換」との記事見ましたので、まずは自分で交換してみました。

 

 交換具品は73130Aプーリ アセンブリ アイドル エア コンデイシヨナ 品番73131AC000 です。ただ、73131AC000は廃版となり、部品73131FC000(\5,430)を使用しますが、73134アジャスタ アイドル プーリも形が変わりますので純正装着品73134AC000にかわる互換部品73134AC001(\630)も一緒に交換します。ボルトの73132Bは共通のようですが\630ですので一緒に交換しました。

 

上が互換品、下が純正装着品です。ボルトは同じですがアジャスタは径が変わっています。一番違うのはプーリー本体で純正は鉄製ですが互換品はプラスティック製になっていました。安くて軽くなったかわりに耐久性が犠牲になったのですね。Netで散見するトラブルはベアリングよりは本体破損によるものがほとんどで、プラ製になったために10年10万Kmで交換のようです。

 

交換作業

 上部カバーの10mmボルト3本外します。左側のカバーはエアコンを止めるボルト(12mm)に挟まれていますので、緩めてから外します。

 

 プーリー本体を止めるボルト(12mm)をまず緩めます。これを緩めずに引き上げボルト(12mm)を回すとプラ製のアジャスタが折れますので要注意です。緩めたら引き上げボルトを回してベルトのテンションを無くします。

 

 ベルト交換ではここまでですが、プーリー交換の場合は基部ごと外さないとクランクケースに当たって取れません。上部2つのボルト(12mm)を外せば基部ごと取れます。

 

 ブーリーを組み替えたら逆順で組付けていきます。純正装着品のプーリーは表裏がありますが、互換品は無いようで、どちらでも組付けられそうです(未確認)。

 

 エンジンかけて多少慣らしてから張りの微調整行い、カバーを組付ければ完了です。写真撮りながらでも30分以内で作業できました。外したプーリーを検分してみると音もなく回転は良好で、まだまだ使えそうでした。当然異音の原因では無かったので検索は続きます。

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