サイドマーカー補修

 車検時に右サイドマーカーランプ非点灯を指摘されました。作業工賃\1,260、バルブ\300(000000 00814964)で高価ではありませんが、25年間1度も外したことが無いので車体と粘着している様で、押しても少し動くだけで外れません。破壊するにも部品生産終了で手に入らず、YANASEも困ってましたので、自分でTryしてみました。

 

 本体を車体前方に押しながら後方を上げると外れるのですが、経年によりモールが溶けて車体と接着し、前方に押せない状態でした。結局カッターの刃を滑らせてモールを切断して本体を外しました。

 

 本体を前に押すことにより@の部分がフレームに押されて縮み、本体が前へ動くことによってAの部分の切欠きが本体から外れるので後方から浮き上がります。ですので、前へ押すだけでは外れず、前に押しながら後方を持ち上げる必要があります。車体側にはランプを通すための切欠きがありますので、嵌めるときはここを利用します。

 

 ランプ基部を持ってマーカー本体を反時計方向へねじれば外れます。勘合部は右のように段差が付いていますので、回し始めは固いです。また経年劣化した欧州製プラスティックは非常にもろいので、うまく力をかけないと本体や爪が割れそうです。私は外す前にクレポリメイトを隙間から流し込んで、何とか破壊せずに外せましたが、成功したのは運が良かっただけかもしれません。

 

 本体には3つの切欠きがあり、ランプ基部と勘合しますが1箇所だけ長いので、よく確かめてから入れてください。
 今回はバルブを外して付け直したら点灯したので接触不良だったようですが、車体に付け直すと不点灯に戻りました。ですので、配線の接触または内部断線が疑われるのですが、少しねじって付けると上手く点灯しています。可動部でもないので様子見て、再発するようなら基部のコードを切断して再ハンダが必要になるでしょう。

inserted by FC2 system