アンダースカート塗装

 バンパー下に付いているアンダースカートですが、樹脂製ですので経年と共に白化します。程度が浅ければ艶出し剤などでも良いのでしょうが、ボディーと同色近くまで脱色すると効果は期待できません。ならば塗ってしまえば良いのですが、PP製品は塗装ののりが悪く、プライマーなども必要になってきます。手軽に出来ないかと探してましたら、デイトナから単車用に出ていました「デイトナ・樹脂ブラック・つやなし」。

 

 作業は簡単で、ワイヤブラシで下地処理、養生してシリコンオフで綺麗にしたのちに塗るだけです。冬にしましたので、乾燥にやや時間がかかりましたが、タレもなく綺麗に仕上がりました。綺麗にぬれますが、プライマー処理していないので、1回目の塗装は薄めにしないとタレができるようです(塗装時が寒かったからかもしれないが)。

 

 塗装後は黒さ復活です。塗装部は爪で擦った程度では剥げませんし、洗車時に布で擦っても落ちませんが、アクリル合成樹脂のため、耐ガソリン性、耐溶剤性は無いそうです。あとは、耐久性ですが元々が黒の樹脂製ですので、多少剥げても目立たないだろうと思ってます。

 

 ドアサイドモールも塗装しました。材質は固めのゴムですが、液体ワックスが付く部分なのでエナメル系のスプレーを選択しました。ゴムの上に塗装するので下地にミッチャクロンマルチを使用します。ミッチャクロンも薄めに塗装しないとダレを作りますね。軽く乾かしてからエナメルスプレーを3回程度かさね塗りして終了です。半年経った今でも剥離等問題は出ていません。

 

 塗装してから1年以上経過しましたが、サイドモール、アンダースカート共にハゲや色あせも無く順調です。なので、色あせてきたルーフレールも塗装しました。鉄製ですので塗料の乗りは良いと思いますが、屋外駐車で高温になりますのでサイドモールと同じエナメル塗料を使用しました。

 

 ミッチャクロンで下塗りしてから数回に分けて塗装しました。接着も良さそうですが、1年前の残りのスプレーを使用したため、時々塗料が玉になって出て塗装面が荒れました。もったいないようですが、綺麗な塗装を望むなら使いきりでしょうね。

 

フロント アンダースカート着脱

 アンダースカートは13カ所のボルトと、サイド2カ所のクリップで止まっています。

 

 13カ所のボルトはM6で、ナットではなくてU字クリップで止まっています。クリップは引き抜けば外れますが塗装に関係ない部分なのでそのまま置いておいても問題ありません。

 

 両サイド2カ所はクリップで止まっています。ネジ山が切ってありますがネジ式ではありませんので、少し出てきたらそのまま引き抜きます。

inserted by FC2 system