崩落の記憶

 やって来ましたお約束の通行止め看板です。ただ、ここからは崩落現場など見えず、橋梁工事程度の物だろうと軽く考えて突入です。

 遠方にはこれから登っていく瓶が森の山々が見えます。お約束のように車が停まっていますが、まだまだ楽勝感が漂います。こういった場合は、まず車、次に単車、自転車と現場に近づくに従って現れてきます。ただ、現時点では、左上部に写っているような崩落現場にかかわってくるとは思いもよりませんでしたが・・・。

 ちるっと崩壊してますが、向こう側にも車両が見え、右の板橋を通って楽勝でした。まあこんなものでしょうと思っていた私に、さらなる試練が待ち受けていました。

 谷を左に見ながら詰めていくと橋があって左へカーブしています。沢を渡って急坂を登っていくと、そこはまさに崩壊パラダイス。崩壊と同時に出水もあり、まさに崩壊し放題と言った感がありますが、そこは自転車の強み、かつぎで難なく突破していきます。ところで、いかに止水とはいえ国道上にこんな塀を作ってしまっては、あとで取り除くのに大変だろうと思ってましたら、この下にトンネル掘って、この道は破棄するそうです。

 パラダイスの全景です。水の流量が多く、靴がびしょ濡れになりましたが天気は大快晴ですのでそのうち乾くでょう。余裕の記念撮影です。

 パラダイスの出口です。さあこれで終了と思っていた私に最後の試練が待ち構えていました。
・・・さらにつづく

 

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