加茂助吊橋

 山の家を出てしばらく下るとあります。支流をまたぐので大した物ではなさそうですが、谷底はかなり深かったです。ここより本道をそれて南下しようとしましたが、橋が崩れていて、いきなり通行不能です。整備しなければすぐに自然に帰る厳しい所ですね。

平等ー

 大きな岩です。

平等ー吊橋

 ここまで下ってくると、川幅がかなり広くなっています。吊橋を渡る時には両側に張ってあるロープをつかんで渡るのですが、この吊橋は本流を直角に横切っているために長く、そのため両側のロープの高さは中央部で1mを切り、中腰で歩くざまでした。また、長いためよく揺れました。

猪ケ淵

 平等ー吊橋を渡らずに直進し、嘉茂助谷へと入る支流の入り口です。ここから、ニコニコ滝が綺麗に見えます。

 猪ケ淵より、本流を見たところです。

ニコニコ滝

 本流より少し支流に入ったところにあり、嘉茂助谷へのルートを少し登ると高台より滝が見れます。今でもこの道って残っているのでしょうか?

千尋滝

 対岸の岩盤の上を豪快に滑り落ちる滝で、滝壷は見えません。

大日ー付近

 もう少しで船の発着場なのですが、橋の工事中で迂回です。ここで結構時間を取られました。

宮川貯水池

 昼の12時と1時の2回、バス乗り場まで渡し舟が出ていました。林道を歩けば2時間程度の行程なので疲れた体にはお得です。1時の便に間に合うように出かけたのですが、渇水による湖面の低下で乗り場が1Kmほど下流に移動していました。時刻はバスの発車に合わせてあるため定時発との事なので、ラスト1Kmを10分で走ってぎりぎり間に合いましたが、同じような数グループは乗り遅れていました。非情にも増発便はなく、あの人たち歩いたのでしょうねえ。

大杉大橋

 渡し舟から見上げた大杉大橋です。今までしょぼい橋ばっかり見てきましたので、ずいぶん立派に見えました。

 これを書くに当たって、国土地理院の地図を参考にしたのですが、七ツ釜滝付近はルートが変わって左岸を高巻きに越えているようですね。あの迫力ある吊橋はもうないのでしょうか。ネットで検索してみると色んな所に紀行が載っていましたが、橋はコンクリートの櫓を持っており立派になっていますね。また、小屋も増えて入山者もけた違いに増えているような気がします。昭和50年の山行きは静かでした。

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