JRF・四日市貨物線(2)

塩浜支線

 四日市港線の南端よりさらに南下して塩浜駅に向かう貨物専用線が塩浜支線です。関西本線とすぐに分かれてから近鉄海山道駅で近鉄名古屋線と合流し、近鉄塩浜駅に隣接する塩浜貨物駅まで近鉄と併走します。
 途中、近鉄海山道駅付近で三菱化学四日市事業所(旧・三菱化成工業四日市工場)へ伸びる専用線が分岐します。また、塩浜駅の先で複線に分岐して、北線は昭和四日市石油専用線へ南線は石原産業専用鉄道へと繋がります。

塩浜支線

最終更新日:2023/03/11
四日市

阿瀬知川 1344

四日市市昌栄町

関西本線と共用。
塩浜支線は3線中、手前の2線。

第2下街道

四日市市昌栄町

0K994M

海山道街道

四日市市昌栄町

昌栄

四日市市曙町

大井

四日市市曙町

四日市市曙町

天白川南

四日市市大井の川町1

荒海

四日市市大井の川町1

海山道駅前

四日市市海山道町2

2K595M

海山道

四日市市海山道町2

六呂見

四日市市宮東町2

2K851M

日永街道

四日市市宮東町3

第2馳出

四日市市馳出町1

JRF 塩浜駅

近鉄北楠第6号

四日市市御薗町2

近鉄名古屋線に間借

塩浜1号

四日市市塩浜本町3

タバコ屋前

四日市市塩浜本町3

塩浜街道第一

四日市市浜旭町

(2009/08/09)

海山道駅前踏切

駅前踏切の名に恥じないくらいの駅前

近鉄との併走区間で踏切は併用になっていますが、近鉄との間は多少開いています。そのためか踏切内にも近鉄用の列車通報ボタンが設置されています。踏切内にJRF用が無いのは、運行速度と頻度の違いからでしょうかね。

近鉄北楠第6号踏切

5線のうちの一番右端のみがJRFの線です。
ここでは完全に近鉄に間借りしています。

踏切を過ぎてすぐに昭和四日市石油と石原産業の線に分かれますが、現在使用しているのは左へ分かれる昭和四日市石油線のみです。

三菱化学専用線

三菱化学専用線

 近鉄海山道駅に隣接する塩浜支線の南から、三菱化学四日市事業所(旧・三菱化成工業四日市工場)へ伸びる専用線が分岐しています。 大きな県道を横切っているので、踏切信号を備えています。

海山道駅前1号

四日市市海山道町2

海山道駅前2号

四日市市海山道町2

海山道門前

四日市市宮東町1

2021年のGoogle調査では線路がすでに剥がされて、踏切は舗装化されてました。

海山道門前踏切

県道からダイレクトに工場内へ入っています。県道なので踏切信号付き。

昭和四日市石油専用線

 発着線から南へ伸びる線路があり、途中で2つに分かれた線路の北側が昭和四日市石油専用線に繋がっています。

塩浜1号踏切

右側が昭和四日市石油専用線で、現在も使用中です。

タバコ屋前踏切

右側の石原産業専用は、かなり錆びています。先に見える道が県道6号と塩浜街道第一踏切です。

大きな市道を斜めに横切る踏切は、遮断棒がなく、踏切信号のみです。
この道は交通量がほとんどありませんので、これでも事が足りるのでしょう。

門前の小道にも踏切が律儀に付いています。ただし、自動ではなくて、今では珍しくなった手動式でした。

石原産業専用鉄道

 発着線から南へ伸びる路線の南側が、石原産業の専用鉄道に繋がっています。この専用鉄道は3km以上の長さを有して同社の四日市工場へ続いていましたが、近年、撤去が進み、最近では使用されている気配がありません。

病院前

四日市市塩浜町

学校正門前

四日市市塩浜町

ポンプ場前

四日市市塩浜町

磯津橋

四日市市塩浜町

この踏切の連絡先はJRFではなく、石原産業守衛本部になっています。

(2009/08/09)

病院前踏切

港へ向かって一直線に伸びる線路。
ここはまだJRFの管轄のようです。

ポンプ場前踏切

一日2往復の列車が設定されていたようですが、いつ頃まで走っていたのでしょうかね。

磯津橋踏切

踏切手前に列車用の信号機があります。踏切信号機と連動しているようで、手動操作用のBOXが下に見えます。
この踏切の連絡先はJRFではなく石原産業守衛本部になっており、これ以降はJRFではなく、企業の管轄になっているようです。

線路が尽きる所で、地図の×の所です。
地図上ではさらに続いているように書いてありますが、近年になって撤去が進んでいるようです。

撤去部以遠の道路交差部です。
まだ石原産業内に入っていませんが、ここより以降も線路が撤去されており、踏切も再舗装されてました。

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