分 解 図

シマノ

クレーン

 サーボパンタグラフ式とダブルテンションを採用しています。ツーリングにも対応するためリヤの最大歯数は28Tと高めに設定されてます。ランドナーにつけていましたが、やや大味な変速でした。

 

クレーンGS

 デュラエースはロードパーツとして出ていますが、前身のクレーンは時代背景もあり、そこまで明確ではないようで、廉価版のタイとリストと同じくツーリング用にロングケージが出ていました。ケージ以外はCraneと共通部品ですので、設計・製造は簡単ですね。キャパシティは34Tまであがっています。

 

タイトリスト A Type

 クレーンの下位互換機種のようで構造的にはほぼ同じですが、多少簡略化されたり材質が安価だったりするようです。とわ言うものの、ツーリング用としては上位機種で、廉価版にはイーグルやラークなど動物系のRDが控えています。タイトリストという製品名は当時製作していた高木製作所から受け継いだ名前のようです。

 

タイトリスト B Type

 クレーンからデュラエースへとRDも新製品が出始めましたが、タイトリストは同じ名前で全く違う製品がB Typeとして出ています。これは後の600と同じ製品ですので、コンポーネント化する前の先行品と言う位置づけでしょうか。

 

デュラエース

 リヤディレーラだけ出ていなかったデュラエースですが、かなり遅れてから出てきました。ダブルテンションなど外観はさほど変化していませんが、部品は一新されています。早くに次のEXが出たため、あまり見かけなかっように思います。

 

シマノ・600&600GS

 初期の頃はタイトリストの廉価版としてラークやイーグルなど動物系のRDがありましたが、コンポーネント化により、600を筆頭として500や400などのRDが出ていました。600はタイトリストの後継に当たりますが、タイトリストのB Typeはほとんど「600」ですので、コンポーネント化の時期までタイトリストとして販売していたようです。

 

デュラエースEX

 フリーハブと同時に発表になったデュラEXです。フリーハブの最小歯は11Tのため、クレーンに比べるとキャパシティは26Tに減り、ハッチゲートの採用などの改良が行われています。11Tとともにスポルティフで使用していましたが、クレーンに比べて切れの良い変速機でした。

 

シマノ・600EX

 アラベスク模様の600EXですが、キャパシティや機構は前作の600とほぼ同じで、ハッチゲートの採用のみ異なっています。Fディレーラ共々クラブ員に多用されていましたが、さしたる問題がでなかった良いディレーラでした。

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